どまば本編④ 

そう言う真愛矢くんは本当に嬉しそうで、まぁむのことを恨んでいるような顔ではなかった。
じゃあなんでこんなことをするの?本物になれるってなに?

「危ない!!!!」

まぁむにのしかかってた重みが無くなったかと思うと、そこには真愛矢くんととっ組み合う薔薇宝石(ローズクォーツ)くんがいた。
「離せ!僕がこれまでどれだけ頑張ってきたと…っ」
「そんなの関係ない、母さんは殺させない!」

母さん!?え、どういうこと??
よくわからないことを話してるうちに二人ともガソリンを被っていた。
「死なば諸共!!」
薔薇宝石くんがそう叫ぶと、ライターの火をつけて二人の体を燃え上がらせた。

「ぎゃあああああ!!」
「大丈夫だよ母さん…未来でまた、俺を産んでくれ…その時はちゃんと、家族に…」

「真愛矢くん!薔薇宝石(ローズクォーツ)くん!」

慌てて二人に水をかけようとしたけどまぁむはガソリンで足を滑らせて、意識を手放した─────

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