【東京に原発が無いのは?】
大塚英志氏は『定本・物語消費論』の「〈反原発〉の都市民俗学」で『東京という空間も(中略)さまざまな〈異物〉を不快に思い、これをなんとか排除しようとしている。』『原発はそのようにして、あらかじめ都市から遠く離れた寒村に排除されていたのだ。』と書いています。
ただ、大塚氏は『ぼくは一連の反原発ブームについて好意的にはなれない。』『〈反原発〉が運動ではなく流行である』とも書いていて、その責任の所在は「快適な暮らし」を求める「ぼくたち都市部に住む人間」ではないのかと。福井県出身の村本大輔さんも「原発の近所のコンビニが7時で閉まる」というネタをされています。その電気は都市部で「消費」され、コンビニはもちろん24時間営業です。
原発の危険性を訴えるのは大事です。
僕も原発大反対です。
一方で、「暮らし方」を見直す事も必要だと思います。電力消費の少ない家電を選ぶとか、そういうところから始めたらいいと思います。
原発推進の議員を落選させて、脱原発の議員を増やすのも必要。
僕も出来る限りの事はします。