昔。デイケアで出来た友だちが「知的障碍者に生きる価値などない」と主張していた事を思い出す。「役に立たなない人間は◯ねば良い」と。そして本人も、自身が「無職」故に「自分も生きる価値が無い」とも言ってたな。

諫めたところで「◯ね!」ってキレられて終わるのは目に見えてたし(説得する人にめちゃくちゃムカついたという話を何度も聞いていたから)。

あの頃は僕もだいぶん歪んでいて、酔っ払っては一緒に「猛毒を吐いて」いた。

「特撮」のニューアルバム『5年後の世界』に胸打たれて、僕は彼女との関係を絶った(向こうもすんなりと受け入れた)。

もしもこのまま歪み続けていたら、僕は闇堕ちして「どうしようもないクズ」になっていたと思う。

時々思う。「何が人生を分けたのか?」と。僕はたまたま「運が良かった」だけなのかなとも思う。

羽海野チカさんの『ハチミツとクローバー』で、僕が「胸を締め付けられた」シーン。ちなみに『ハチクロ』は僕の「宝物」の一つ🍀

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僕の「宝物」の一つである、「特撮」の『5年後の世界』。'94年の『レティクル座妄想』(これはこれで名盤)で闇の底無し沼に溺れたオーケン。うつ病とパニック障害に苦しみ、筋肉少女帯のメンバーとの関係も悪化し活動凍結。脱退してパンクバンド「特撮」を結成するも、中学時代からの友人であり、筋少結成じからのメンバーでもあったベースの内田雄一郎が即座に脱退。結成時から現在に至るまで、筋肉少女帯を「唯一脱退していない」内田の脱退も、オーケンにはこたえるものがあったかもしれない(ウッチーも「腹に据えかねる」ものがあったと思う)。

奈落の底でもがいていたオーケンだからこそ、響くものが僕にはあった。「こんなのオーケンじゃない!」と怒るファンも、少なからず居るのも事実だけど(苦笑)。

ちなみに、羽海野チカさんもオーケンファン。youtu.be/65TU7yNVCYc

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