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「腐敗した社会には、多くの法律がある」(サミュエル・ジョンソン)

例えば「マナー」は国や民族によって異なるし、「戒律」は宗教・宗派によって異なる。人種・民族・宗教が違っても「これはみんなで守ろうよ」というのが「法律」だと僕は解釈している。一方で、権力者に「無茶苦茶な法律」をつくらせない為に「憲法」がある。だから僕たちは、権力者に対して「憲法を護れ」と言う責務がある。そもそも、国会議員が「憲法改正」を国民に向かって「やろうぜ!」って言っている事自体がおかしい。そう言う議員は「制約から逃れたくてしょうがないんだな」と僕は思う。だから、改憲派は「基本的人権」を平気で蔑ろにする。

第二十四条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

例えば、「同性婚」を認める為にこの条文を「改正」する事もできる。「両性」を「両者」に、「夫婦」を「伴侶」に書き換える。僕はこういう「改憲」なら賛同するが、世の改憲派は「とんでもない!」と激昂しそうだ。

憲法とは「権力者にとって都合の悪いもの」だ。それを「都合の良いもの」に書き換えたなら、今度は「国民を縛り付ける法律」がつくられる事となる。

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