Fedibirdにあるサークルっていうのは、
・もともとMastodonで実装するつもりで開発されたもの(基礎のコードはEugenさんが書いた)
・サークルを連合させる基本機能(Bearcaps)は既に実装され、Mastodonに組み込まれて普及している
・Mastodonで開発を進めたが、見込んでいた形に落とし込めなかったので結局実装されなかった
・Fedibirdにあるコードは、その最終状態のものの生き残り(終盤のコードはほとんど私がかいたため)
・自分が指定したフォロワーにだけみえる投稿ができる機能(送信相手はフォロワーである必要がある)
・サークルは事前定義できるが、投稿時点の内容が使われ、あとで変更しても遡及して反映されない
・受け取ったフォロワーは、他に誰がこの投稿をみることができているのか、一覧が提供されないのでわからない
・返信すると、投稿者のサーバを通して、その元投稿の受信者に配送される(誰に届くかは元投稿者以外はわからない)
・Bearcapsだけ実装しているMastodonには連合を通じて届く(フォロワー限定にみえる)
・Fedibirdの『相互フォロー限定』は、投稿時点の相互に対するアドホックなサークル投稿
#fedibird #fedibird_info
サークルは、あらかじめ名簿を作成しておきます。
名前をつけて複数つくっておくことができます。
投稿する際は、この名簿のいずれかを宛先として選びます。
サークルの名簿には、自分をフォローしてくれていない人は選べません。(こちらから勝手に相手を選んで送りつけることはできません。少なくともフォローしてもらう必要があります)
投稿を行う際、名簿を投稿にコピーして利用します。あとから名簿を書き換えても、名簿を削除しても、既に行った投稿の宛先には影響を与えません。
クライアントアプリ実装では、サークルの名簿作成をフル実装してもいいですが、名簿作成はWebUIに任せ、投稿時にサークル名簿から選択してAPIパラメータにcircle_idを渡すだけでもOKです。
また、サークルの投稿はREST応答のvisibilityがprivate、visibility_exがlimitedになるので、limitedを認識するように実装し、返信をサポートする場合はメンションを付与せず、ダイレクト以外は強制でサークルメンバーへの返信になることを利用者に伝えてください。
なお『相互限定』は投稿時に相互フォローのメンバーをサークルとして自動生成する機能として実装されています。 #fedibird #fedibird_info
Fedibirdの投稿の公開範囲『サークル』は、フォロワー限定をさらに狭くした公開範囲で、あらかじめサークル名とメンバーをフォロワーの中から指名して作成しておき、そのサークルに限定した投稿を行う機能です。
サークルで指名した人だけが投稿を受け取って読むことができますが、投稿には宛先の情報やメンションが含まれておらず、受け取った人からは、他に誰が受け取っている投稿なのか秘匿されます。
サークルに返信することはできますが、返信元となる投稿を受け取っている人(サークルのメンバー)に転送されるという特殊な宛先になります。
ファンクラブ向け特典など限定コンテンツ配信とか、信用している人限定のつぶやきに使うなどで、一方的に配信する内容に向いています。返信はある種のリアクションと考えると良いでしょう。
発信側とメンバーの関係が対等ではないため、何らかのテーマに基づいたグループ会話などの用途には向いていません。
特殊な公開範囲で、他のサーバと連合する作りになっていますが、実質的にFedibirdと、このサークル機能に互換性のあるサーバでのみ使えます。(最新のMastodonは不具合で投稿を受け取れない状況が続いています。Misskeyとは互換性がありません) #fedibird #fedibird_info
#ぎじスクタグ祭り2023_2024
こちらでもタグ参加失礼します!
のんびり⚽️クラブの擬人化をしております。だいたいの作品→ https://www.pixiv.net/users/96039918
来年も騒ぐぞ〜💪
の気持ちを込めて… #Fedibird
I've just contributed to Fedibird Infrastructure. Consider supporting them too — every little helps! https://opencollective.com/fedibird-infrastructure
いろいろ推敲している間に消えた文章、脈絡がないですが、もったいないのでオマケでぶら下げておきます。
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前年の11月のTwitterのオーナー変更から始まった大移動によるものですが、Fediverseの利用者が激増しました。
fedibird.comも、前年10月頃は4,000人ほどだった登録者が2月1日には26,712人に増え、新規登録を招待のみに変更しました。
fedibird.comの利用者であれば招待URLを自由に発行できますし、私も何度か配布してきましたので、その後も緩やかに増え続け、12月30日現在は38,782人となっています。
現在、月間のアクティブユーザーは1万4千人、週間だと1万1千人ほどです。ピーク時は週間で1万5千人ぐらいになっていましたね。
人数増に対応するために、2月4日にベアメタルサーバ3台体制、2月11日にさらに追加で4台体制化、AWS - S3でまわしていたオブジェクトストレージをWasabiへ移行する(5月)などの対策を取りました。
nightly.fedibird.comは登録数がfedibird.comの100分の1しかない小さなサーバですが、こちらも利用者が増えてパワー不足になってきたので、9月24日にサーバを2台構成に変更しています。
Fedibirdの運営費について(支援のお願い)(3/3)
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Fedibirdのサービスは無料です。
運営に必要な費用は支援者と運営者で賄いますので、今後とも利用者が負担する必要はありません。
しかし、快適で安定したサーバ環境を持続的に維持するためには、分散された財源による安定した資金が必要です。
そこで、利用者自身でサービス維持に参加する方法を用意しています。
Fedibirdを安定利用できるよう維持に参加したい方、Fedibirdの理念に賛同し維持継続を後押ししたい方は、Open Collectiveによる寄付窓口よりご協力をお願いします。
https://opencollective.com/fedibird-infrastructure
できるだけ多くの方に少しずつ協力いただけるとありがたいのですが、くれぐれも無理はしないでください。
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なお、この寄付窓口については、インフラに必要な費用に限定しています。このサーバが長く安定して続くことに対して、自分も関与していきたい、という方にご参加をお願いします。
また、サーバの安定維持に寄与する以外の特典はありません。
※ OpenCollective上で寄付者として名を連ねることはできます。匿名にすることも可能です。
Fedibirdの運営費について(支援のお願い)(2/3)
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とはいえ、無駄を省きつつ、取り組んできたものを持続していきたいのです。
ついては、2024年はもう少し積極的に支援を募っていこうと思います。
2023年7月にも同様の内容をアナウンスしていますが、
https://fedibird.com/@noellabo/110758432044994332
https://fedibird.com/@noellabo/110758504812079195
目標としては、支援で運営コストをすべてカバーできる状態を目指しています。
そうしないと、イレギュラーの発生時に余力がなく破綻したり、私が動けなくなった時に誰も引き継げないからです。(Sujitechには感謝していますが、まさかFedibirdまでSujitech運営というわけにはいかないでしょう?)
また、私がこちらに手一杯で新しい取り組みに着手できないという問題もあります。
2023年はFedibirdの検索機能を大幅に拡充しました。Fediverse日本語圏では有数の、まともに検索が機能するサーバになったかと思います。
たとえばこの能力を、外部のサーバから利用可能にできたらいいなと考えているのですが、必要なサーバを増設するなどの余裕がないのです。
(つづく)