様々な場所で、いろんな方に言われます。「プロデビューを目指してない作家の作品を売るのは難しいでしょう。読み手の『応援したい』というモチベーションを保てないんだから」
招文堂はそこ、ピンときていないんですよね……
作家の次回作を応援すること/作家が商業デビューしていること――の間に、何か相互関連があるのかしら?
商業デビューしている人は商業デビューしているからこそ絶対に、今後はもっと有名になって応援している自分に報いてくれる……とは限らないと思うのです。
どの出版社から出ているか、どんな著名人が推薦しているか、次回作も必ず大企業に広告をうってもらえるか……みたいな考えの外にも、何か善きものがあると信じて生きていきたい。
そういう祈りがあるから、自分が小説を書くだけでは飽き足らず居るのかもしれません。