りのんともう1人の子と一緒にラップをキメた子で佐々木つくしちゃんという子がおりまして。
つくしちゃんはダンスがバチボコ上手い練習生で以前にも別のサバ番に出演していてあえなく落選している、実力はあるのにデビューの機会を逃し続けている子で、つくしちゃんのいたグルは軒並みダンスのレベルが彼女によって上がっていってたのですよ。みんなからも先生のように敬われて運営からも｢佐々木つくし大先生｣とテロップ付けられるくらい自身も上手いし教えるのも上手いという文句無しの練習生でしたが、自分が前に前に出るタイプに見えなくて(というか実際あまり出られていなかった)与えられた役割はきちんとこなすけれど周りの子から頼られるからそれに応えるうちにサポート役に回ることがめちゃくちゃ多くなり、みんな上手くなっていってしまうが故に埋もれがちになってしまって、結果としてデビューは出来ませんでした。どんな課題だろうと不安で仕方ない順位発表であろうと何時でも"見られる存在”として笑顔を絶やさなかったつくしちゃんが今回さすがに涙ボロボロになっててそれにつられてまた私もボロボロ。本当になんでみんなでデビュー出来なかったの……。