以前お伝えした『ペーパーマリオRPG』リメイク版発売における「ビビアン」というトランスジェンダー表象になりうるキャラクターの件。どうやらちゃんと英語版でもトランスジェンダーであることを確認できるセリフが含まれており、「更新された日本語訳では、ビビアンの性別を誤って表現するセリフが削除または変更され、一方で彼女のアイデンティティを肯定するさまざまなセリフが追加されています」とのこと。誰かプレイした人はどんなセリフなのか教えてください… #LGBTQ
https://www.thepinknews.com/2024/05/22/paper-mario-trans-character-vivian/
イーロン・マスクが支配するSNS「X(旧Twitter)」は、「シスジェンダー」という単語を侮辱語として扱い、その「シスジェンダー」という単語を用いたアカウントに規約違反として警告をだすようになった…と伝える海外記事。もはやあのSNSはジェンダー・アイデンティティの基本的な説明すらも言及するのが難しくなっており、プラットフォーム自体が差別装置となっています。 #LGBTQ
https://www.advocate.com/news/cisgender-restriction-x-twitter
反差別やLGBTQ+権利の話になると忌避感を訴える二次創作界隈(というか言ってしまえばオタクたち)の動きが本当に…なんで…?で…
生存することのハードルは低いほうが、みんな生きやすいと思うんですけどね。個々が尊重され、あらゆる搾取や抑圧、暴力を受けない社会のほうが絶対に良い。そういう社会をつくっていくためには、今の社会でマジョリティ性を多く持つ者に、まずは特権性を自覚してもらう必要がある。しかし、マジョリティ性を持つ者にそれを自覚してもらうことのハードルが非常に高いと感じている。
こんなこと言っている自分だって自身の特権性はすぐには認識できないし、突きつけられると肩身狭く感じてしまって、自分への攻撃のようにも感じてしまったりする。
マジョリティ性を持つ者を責めたいわけではなく、特権性を認識してもらいたいだけなのだということが一般的に理解されにくい。反差別や人権を訴えることは、右や左といったイデオロギー争いではなく(それでも右派的な社会観だと差別構造を解体できないので結局左派的な方向にいくわけですが)、ましてや政局争いなんかではなく、実存や尊厳を脅かされていることへの抗議なのだということが一般的に理解されにくい。
社会から排除されている者にとっては、抗議の際に言葉を選ぶことも難しい(それでも、抗議の中で暴力や差別をしていると指摘されたときは受け入れるべきだとは思う)。
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