ジェームズ C スコット『実践日々のアナキズム─世界に抗う土着の秩序の作り方』読み終わった! 序文はめちゃくちゃ専門的で折れそうになったんだけど、本文が歩行者の信号無視がアナキズムの準備運動になるっていう掴みなので引き込まれた。おもろい…信号無視以外にも、非支配層による密猟コソ泥不法占拠脱走による不服従行為を見つめ直したり、それにより公然と反抗して命を落とすより匿名の小さな反抗が大きな影響に繋がるっていうの、まさしく『生存は抵抗』だ… 専門的な賞もいくつかあったけど、こういう小さな不服従行為の話が一番面白かったな。サボりや怠け仕事とかも、体制に抗う立派な不服従行為なんだなぁ〜