はてしない物語、まさか身近なキャラクターが死ぬと思わず…?!そんな、普通に人死がでるタイプのファンタジー小説なの……??

もしかしてこれ、第四の壁越えるタイプのメタフィクションですか?

王道ファンタジー小説かと思いきや7章〜11章くらいでめちゃくちゃおもろくなるな…
とくに妖怪の国、化け物の町で急にホラーっぽくなって真相が分かり始めるところ…
でもこの展開でまだ半分以下なんですけどどうなっちゃうんですか…?

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幼心の君との対面シーンで『純粋無垢で穢れなき存在であり敵対的要素を排除して助けたくなる表象』として『色素の薄い神秘的な少女』が出てきてウゲーーーーになっちゃった…1979年(より以前)から2024年まで飽きることなく続く『無害で守りたくなる可憐な少女』像…!

はてしない物語読み終わった!
めちゃくちゃ長いけどそれに相応しいラストで泣いちまったよ…本当に最後の二章とアルタクスのシーンは泣いた…

アトレーユ編の終盤からバスチアン編に変わった時は本当に不穏でどうなることかと思ったけど、本当に最後猛スピードで鮮やかに大団円を迎えさせるのうまいな…モモもだけど…
これもまた人生において真に大切なものを気づかせてくれる、大人向けの児童書だと思ったけど、それでもやっぱりアウリンの作用を教えてくれなかった幼心の君はやばくないですか??元帝王の国が出来るほどの被害者が出てなお放置なのは明確に“悪”だって…!

モモよりもたくさん幻想的な風景が出てきて、時間の花のシーン好きからすると嬉しい。長いけど。どこも好きだけど、妖怪の町の描写が怖くて好きかな。

絵本ナビ はてしない物語
ehonnavi.net/ehon00.asp?no=305

写真撮り忘れてしまったので絵本ナビの購入ページから転載しています。(すみません…)図書館の本だから保護シート貼られてたけど、実物も手にとってみたいな

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