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違う世界の稀人て意味では第一世界におけるらは君も似たような存在なんだなぁ 多くを語らぬが明らかにただならぬ決意を秘め、いつか何も告げずにいなくなってしまいそうな風情のある公に対し「抱えた大変なもの全部忘れてずっと俺らと此処に居てくれたらいいのに」なんて公の気持ちも考えずに自分勝手な欲を覚えてしまうが最後の時までそれを口にする事はなく、公が元の世界に帰っていってから塔の上に佇む「あの人」の像に対峙し惜念の涙を一筋零すことで己の中に凝っていた言葉をかたどることのなかった感情に一人決別を告げる、そんなリウムの住民の秘話なら絶対に読みたい

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