黄金の好きなところ
漆黒〜暁月と違って、ハッピーエンドに連れて行く気概が一つも感じられないところ。
シナリオにこちらの感情をコントロールする気を感じないところ。
一つの出来事に色んな考え方や見方をぽいぽい提示しておいて、これらをどう感じるかはご自由にどうぞってプレイヤーをほったらかしにするところ。
他人を他人と思わせてくれるところ。他人の心なんてそう簡単に分かるわけがないよなーと思わせてくれるところ。
美しくないアーテリスをも果敢に描写しようとしているところ。
漆黒〜暁月は美しい話だったので、『黄金』と銘打っておきながら美しくない黄金のストーリーはなかなか気に入っております。