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序盤から古臭くフィクションぽいヤクザ描写が来て「おっと私向きの作品ではなかったかな」と思いかけたが、全編読むとR15ギャグ同人誌みたいで面白かったです。
お嬢が高校生なのも気になりますが、お嬢の欲望の言語化能力が高くてここまでヒロイン?が欲望の言語化してるのも珍しいので差引で、なんかフィフティフィフティになり、お嬢が窓を突き破りそしてヤクザが段々お嬢の理論を理解し出してる時点で4:6で松村の中で「言いたい事は多いが面白い」の引出しにダイブしました。
comic-days.com/episode/1004460

松村は「漫画におけるヤクザ」に厳しいです

ヤクザものBLはおおかた西田東しか評価してない極端さですが、西田東のヤクザ描写も別に「リアル」?なわけではなく?単に「セリフとキャラ造形の説得力が凄い」という感じ。たまに「これは来たぜ」というヤクザBL情報を聞きつけると猛ダッシュで飛び付き「フーン↓」と批評家顔で読み出すので「好みがクソ狭いだけで現実のヤクザに何かしらの批判や配慮があるものを好いてるわけでは?ない?んじゃない?」「『忍者と極道』における極道にはあまり何も思わない気がするしな(途中まで読んでる勢」「リアリティラインの問題じゃない?」と感じています(松村を考察するハイヤー松村の声

深町秋生作品は大体好きです(ショットガン•ロードが一番リアリティラインやばい気がするが、ショットガン•ロードが一番好き)

ヤクザBL好きな人は深町秋生『ショットガン•ロード』読むといい気がする。『戦争における人殺しの心理学』における「性的距離」(もう読んだの昔なので用語違うかも)の戦闘が多い?ので、ヤクザBLに含んでも良い気がする。松村はその引出しに入れた。あとめっちゃ良いキャラの人殺し兄弟が出てくるので「なんかジャンプみ?ある〜」という味も有りますね......(?多いな......

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