ちなみにインタビュアーは朝日新聞の箱田哲也氏。
箱田さんが国際の社説だったころ、日韓関係についてなんども首肯しかねる(というか植民者意識の表れとしか思えない)文章を読んでいた記憶がある。
以下のようにストレートに語る真鍋さんとのインタビューに、箱田氏はなにを思ったのだろうか。
引用➤「私は、日本のメディアが韓国の政権を『親日』『反日』の二元論で一刀両断に報じるのを見て、とても頭に来ています。日本にとって心地良い政権であれば『親日』としているようですが、これはとても幼稚な二元論です。韓国では、かつての大日本帝国に親和的で、その時代からの既得権層やエスタブリッシュメントとして享受する構造を良しとする考えの持ち主を『親日』と呼ぶのです」
今朝の朝日新聞のオピニオン欄は、韓国の尹氏による戒厳令について、『光州事件で読む現代韓国』などの著書がある真鍋祐子のインタビュー。読めてよかった。
➤プレゼント機能を使ったので12月21日 22:58まで 全文無料で読めます。
80年戒厳令と戒厳軍による弾圧➤光州事件などを経て、真鍋さんが「87年フレーム」として語る、男性を中心とする”マッチョな”民主化闘争とその解釈が浸透した過去と対比して、今回の市民の動きは女性運動・フェミニズムを経由した女性たちによって支えられている面があることなど指摘されている。
また、そうした韓国現代史のみならず、日本における韓国の描き方や語られ方、また日本の歴史への反省のなさなど、日本社会がどのように植民地支配の歴史も含めて韓国・朝鮮と向き合うべきか、という点にも多くの言葉が割かれていた。
https://digital.asahi.com/articles/ASSDM210HSDMBQBQ1SYM.html?ptoken=01JFJ5RSFRKHRB4K5T50WRPM73
星野リゾートって歴史の断絶やウォッシングに余念がなくて凄いね。
https://hoshinoresorts.com/jp/information/uobexxu6n8/
たぶちさんのリマインドで読みました。金森氏だいすき。
https://piccoma.com/web/product/7048?etype=episode
それなすぎるし、大好きすぎる。
しかし、これは「批評」の世界そのものが、比喩的に言えば「リツイートひとつで本が読めなくなるような人」を、主に経済的な理由で、読者として動員してきたツケでもあるのだと思った。
(略)
とりあえずは、本を読む力が足りない人間が、自分でも読めるギョーカイの人間関係だけを読んで何か「それっぽい」ことを言って「わかってる感」を出す現象に名前をつけたいと僕は思う。決定的な軽蔑を込めて。(引用)
https://note.com/wakusei2nduno/n/n597be91ead1a?from=email
スナック社会科というトークイベントを不定期で開催しています。