長女氏に、「『黒い縁取り』はその人が亡くなったという手紙なわけや、3年前にその人が引き止めたのを振り切ってこの主人公の女性は都会へ行ったわけや、そして葬式で3年ぶりにこの町に戻ってきたわけやが、『話す人もない』、つまりこの女性が去っている間にこの町での人間関係はすっかり切れてしまったわけや、しかしその葬式の待合室でふと『私の歌』が聞こえてくる、これはおそらく有線放送か何かやろう、つまりこの人は歌手として成功したわけやけども、それはこの町と、そしてこの、亡くなった男の人との別れと引き換えに手に入れたものだったわけや、もしかしたら、都会に行くという決断をせなんだら彼の死に際に傍にいてあげられたかもしらん、しかしこの人は歌手として人に歌を届けていて、それは人々に必要とされているという、その切なさの歌なんや」などと、「喝采」の歌詞を説明したら、いたく感動していたようでおもしろかった
そしてすぐ歌えるようになってて子供の記憶力はすごい