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トランスジェンダー映画祭で観た『最も危険な年』とても良い内容だった。
ヒトの歴史は繰り返してばかりだなと改めて思いましたね…。黒人差別が不当なものだと認識されるよう、もっと先の未来ではトランス差別も浅はかなことだとみんなが思うようになるのかな。

映画の中で、「トイレなんて小さな空間に何をそんなに気にすることがあるんだ」って発言があったけど、それを聞いた時、本当にその一言に尽きるよなと思ったし、昨今のトイレへの馬鹿げた騒動と躍起になってトランス差別をする人達の滑稽さが目に浮かんで思わず笑ってしまった。一体全体、足を引っ張って何をしてるんだろうか。先の未来で社会の歴史を振り返った時には盛大に笑ってほしいわ。

トランス差別者が滑稽に映る一方で、トランスの子どもを守る大人たちには人間としての器の大きさを感じずにはいられなかった。相手を憎まず、守るべきもののために動く人たちの背中はかっこいい。
学び多き作品でした。

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