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ただ、森崎和江は反省を述べつつも「戦争中の親達が最後の砦のように家族の心情に民主主義を植え付けてくれていたことに感謝したしそれしかできなかった事を責めることができない」「マルキシズムを包含した戦後民主主義は新体制に守られているからこそ華々しく戦中派の挫折をあげつらうことができた」と述べており

『この世界の片隅に』また「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」で戦争の大義と共にあった「陸軍のバカ憲兵が」みたいな態度と視線、を、森崎和江は「戦争中の親たちがまるで最後のとりでのように、家族の心情にそれを植えつけていてくれたことを感謝した」と形容したのかもしれない

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