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マヨ巽の双方バームクーヘン・アンハッピーエンド 

マヨ巽が別れた後、それぞれ結婚する話。
マヨイさんも巽さんもふたりともお互いの事は式に呼ぶ。別れたと言ってもただの元恋人なだけじゃなくてユニットメンバーで現在も友人関係で、それなのに呼ばない方が変なくらい。
式の前祝いで2人で飲みにも行って、当日ももちろん笑顔で祝福する。
それなのに本当はいつまでも付き合っていた時のことを忘れられずに引きずってたら良いな。2人とも相手はもう吹っ切れてるんだって思ってるのに本当は2人とも全然吹っ切れてない。相手にはその事を悟られないように笑顔を演じているのが功を奏して気付き合えない。すれ違い…。
帰宅してから引き出物のバームクーヘンを切ない気持ちになりながら食べる。もしかすると先に結婚した方は奥さんと一緒に。場合によってはもう子もいるのかも知れない。
新郎もその夜は「少し感慨深くて…」なんて言いながら、捨てなきゃいけない未練に切なくなって感傷に浸っている。
今さらこの想いを打ち明けるつもりも今の伴侶を裏切るつもりもなく、不誠実と誠実の感情の狭間のジレンマみたいなマヨ巽も良い。

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