阿津川辰海『黄土館の殺人』ネタバレる
『黄土館の殺人 (講談社タイガ)』阿津川 辰海
地震による土砂崩れで田所と三谷の2人が、滞在する荒土館に閉じ込められた。そこで起きる惨劇。頼みの綱の葛城はいない。果たして2人は生き残れるか。▼館四重奏シリーズ第3作目。てかこのシリーズ、きちんと名前があったの知らなかったわよ。紅蓮館の記憶がほぼ皆無なせいで葛城が前作の蒼海館とまるで別人のように饒舌でビビった。元気になって何よりだ。ただ、こんだけ人が殺されるせいか、そこそこ分厚い作品のわりに妙に血の匂いが少ない印象を受ける。館シリーズはそんなことないんだけどねぇ。好みの問題かな。仕掛けは結構大掛かりです。
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