君たちはどう生きるか、個人的に根幹に関わるところだと思うメモ
着眼点が比較的おかしいと言われてるのでかなりブレた感じになると思うんですが、個人的には根幹だろうコレってところ。
父親から子どもに対する愛情の表現を作中で表すのって難しいんだなぁ……っていうのがすごい噛みしめてる。スルメ味。
母親は産んだって確たる証拠の痛みとともに子を得るし自分の中から出て来たものを分け与えて育てるから子に対する接し方が確率してる、ただ抱き寄せたりふれ合ったり見つめたりするだけでソコに愛情の有無を視聴者に感じさせる事ができるのではみたいなのがあってじゃあ父親は?ってなったとき、かなり距離感とか感触が父親の個性によってブレが生じやすいみたいな、この……(ろくろを回す)
息子が怪我をしたことに対して怪我の心配もしつつ仇を討つと言い放つのはこの父親なりの愛情表現に違いないんだけど、人によってはそれをそうと受け取れないみたいな、本当にそれは愛情なのか?みたいなのが付き纏ってぐるぐる考え込んでしまうみたいなのがすごかった。
この家族像どっかでみたことあるなって考えてたんだけど父親の性質が違うけどエンデの「はてしない物語」でみたんだな……。
あーーーでも宮崎駿の「君たちはどう生きるか」、話の設計はエンデの「はてしない物語」だな……