心伝を観ました 

忘れないうちに(もうすでに薄れつつあるけれど)書き留めておこうと思う、あまりにも…あまりにも心にきゅっと来て、泣きながらも笑顔で前を向けるお話だった…。
まずもう最初の音楽がばり良い。良すぎる。山南さんの思いとともに巡る走馬灯…動き出す歯車…心ははやるのに、どこか耳に心地良くて。沖田君の心を思いながら、舞台は清光たちの時代へ。
皆がばばばっと集まってきて心伝!!って叫ぶあのシーン、心が沸き立つ…本当、ぞわっとした。始まるんだ!って。計算し尽くされた美しい立ち姿たち。物語が、始まる。
抗議するぞー!可愛い、嘘でしょ可愛すぎる。なんでこんなにかっこいいのに可愛くもなれちゃうんですか?教えてまつださん。というかあれ肘鉄だったんだ…!
というか清光、孫さんって呼ぶんだ!?衝撃が大きすぎる。ど、どういうご関係…?随分と気安そうな…ふ、ふーん、仲良いじゃん(焦)。
皆様が仰っていた通り、ステムネさん、声の抑揚が素晴らしいですね。声自体は高くて若い音なのに(いや関さんのような深みのある美声はふたつとないですよそりゃあね)、抑揚で深みを持たせている…お歌がお上手なのにステの方の採用なんだ、と当人も困惑されたとのことですが、こういうところを期待されてだったのかなと。

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声といえば、本当まつだきよみつ様…本当に本当に、加州清光ですよね。もうびっくりしちゃう。まんまに聞こえる。もともとのお声が近いのか、努力の賜物なのか。でも前者にしても、この方は本当にストイックに役に入り込む方なのだなと思いました。重心のかけ方表情の変化一挙手一投足、すべて清光。踊りの場面でもちょっと気だるげに、でも手先の器用さを活かした扇使い、軽やかなステップ、艶のある身の翻し方。ああ確かに、清光ならこう舞うだろうなというすべてが、そこにありました。感謝祭で初めて拝見した時は、耳も目も清光だと認識してしまって、脳がついていけずに混乱したものです。清光、清光がいる。生きて、ここに立っている。
ありがとう…そう思ったのを覚えています。顕現してくれてありがとう。肉の器を貸してくれてありがとう。
その記憶があったから、今回はもう何も心配なく身を委ねることができました。

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ゲームの慶応甲府が、舞台に展開されるとこうなるのか!という驚きがありました。そうですよね、私たちが賽を振る間も彼らはこうして戦っているわけです。う…いつもありがとう…。
それにしても隊士たちが散るシーン、意図的に「ヒビが入って砕け散る」描写にしていますよね。刀剣破壊を想起してひぃっ…ってなりました。心臓に悪い…。時間遡行軍という歪な刀が取り憑いたモノだから、刀剣破壊で誤ってはいないのかも。しんどかったです…。
そして走馬灯。浅葱の羽織の清光!ずっと見たかった。ごめんね、清光は着たくなかったかもしれないけれど…審神者は見たかったよ。浅葱もよく似合っているよ…。
胡座をかいた足を手で掴んで前後に揺れながら話を聞く清光、もう清光そのままで感動しました。コートをきちんと払ってから座るんだよね。落ち着きなく髪や爪を気にしてる可愛い猫ちゃん。話を振られて、…あれはたぶん聞いてなかったわけではなくて、返答に迷ったのかな。普段おっとりして見える安定があまりに明瞭に返すから、驚いてしまいました。安定はこういうとき真面目だものね。はっとするほど冴え冴えと美しかった…。
というか沖田君。殺陣も舞も、キレが段違い。そうかこれが、天才剣士。心で脳で、納得させられました。

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比べると清光は、どこか気だるげな様子が抜けきらないままの剣技。真剣必殺までは、まさしく「フェイントに見せかけて」なんですね。安定の豹変ぶりは、もう少し近い席でちゃんと見たかったな…恨むぞZZ席(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
真剣必殺後客席から舞台へ駆けてゆくシーンがありましたが、清光があまりに素早くてたまげました。身のこなしに無駄がない。左右にぶれない。階段を駆け下りているのに??一体どれほどの鍛錬を。これまでの余裕ある身のこなしとの違いに胸がばくばくしました。
さて物語の筋へと話を戻して。まさか第二陣を「話し合いで解決」にするなんて。驚きました…逃げ隠れは確かに舞台としては難しいですものね。斬ってはならない人物を、と来ましたか。いやもう、勢い余って斬っちゃわないかひやひやでしたよ…!だって油小路事件を見せられた後ですもの!
でもさすがは刀剣男士、ですね。
というか私、孫六氏いないから、ステでネタバレくらっちゃったようなものだよな…。
彼のことを知らなさすぎて、台詞があまりピンとこなかったのは残念です。孫六…はやく来てよ……。

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そうか、武士に。武士として散りたかったんだね…。
そこに話を持ってくるとは。
こちらは斬らねばならないし、相手もそれを望んでいる。なんて容易い任務でしょう!…相手が元主でなければ。
沖田君との戦いは、本当に苦しかった…そしてやっぱり、抜かれるのはあの刀、なのですね。でもそのことに、清光たちは必要以上に憤ったりしていなくて、それに安心してしまったりもしました。…ごめんね。
三段突き…沖田君のその知識は、時間遡行軍から?だとしたら、なんて残酷なんでしょう。自分の未来を知らされた上に、あったかもしれない架空のきらきらしい物語を知らされて。どんなに悔しかったことでしょう。…でもそれを、今ここに。
走馬灯…血を吐き倒れる沖田君に、駆け寄り語りかける安定と清光。私の席からは安定の顔はよく見えなかったし、おそらく清光は客席から顔が見えない角度を選んでいたと思うけれど、それでもライトに照らされた清光の手に、ぽた、ぽた、絶え間なく落ちる雫が光って見えて。ああ、泣いている。本当に、泣いている。そしてそれが、役としての振る舞いではなくて、本当に心からの涙だと…それを実感して、震えました。
おきたくん。…あいしてたよ。それは確かに、愛だったよ…。

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刀剣男士4人がかりでも圧される近藤さんて何者??いや時間遡行軍憑きだとしてもよ。強すぎません…?
あ、時系列ぐちゃぐちゃですけどそういえば、監査官さん…清光いるのに少し泣く、してましたね………泣くな!清光が!いるだろ!!(お黙り)
とってもかわいい「俺の気持ちを返せ」、いただきました。ありがとうございます。いやほんと、こんな可愛いお声も出せるの本当何…?
清光、修行を考えてるのかな。た、たたた単騎とか…あったり、して…!
まんばちゃん、あれまんばちゃんですよね!?私天伝ぐでんしか知らないから、すんごくびっくりしました。そういうことなの…。
アンコールで出てきた清光、ウインクピースでぴょんこ!してて可愛すぎました…しかも2回もくらってしまった。瀕死。対して安定、あんなに可愛いのに四股立ちお辞儀なの最高。
そうそう、おはぎさんに教えていただいたんですけれど、最初のログインボイスって日替わりなんですね!知らなかった…清光でした。清光だったから、今回は心伝だし恒常演出かなって思ってしまって。そうではないなら、清光を引いた私ツキすぎでは…!?めっちゃいい笑顔で可愛かった…。

心伝を観ました 

いやもうほんと、真剣必殺後の乱れなく走る清光の背中を最初から最後まで拝めただけでZZ席でよかったと思いました…ZZ列の、しかも私舞台向かって右端だったんですよね。清光は客席中央付近右側の扉から飛出して舞台に走っていったから、その背中をまっすぐ見ることができた。最高…何度も思い出して震える……

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