『世界は僕らに気づかない』を見てきました。映画館で予告編を見てずっと気になっていたのですが、見に行けてよかったです。(以下内容についてもちょっと触れています)
フィリピンパブで働くフィリピン人の母を持つ高校3年生の純悟。ジャピーノと自分を卑下し、パートナーの優助に対しても素直になれない。Angry Sonというサブタイトルが付いていますがまさにその通りで、何かにつけてイライラし、母親とは大声で怒鳴り合ってばかり。偶然見つけた写真から、彼は父親を探しに行きますが……。
純悟を演じる堀家一希くんの演技がすごく良かったです。後半はもうグズグズ泣きながら見てました。親子の関係を中心に据えながら、LGBTQ+についてもしっかりと描いている作品でした。