安倍菅岸田と酷いのが続くから麻痺してるけど、“いわゆるリーマンショック”という日本経済にとっては実はバブル崩壊よりも、そしてそこに東日本大震災と福島核惨事が加わるという、大きな痛手からの回復を妨げ、その後の劣悪な自民党政権の「先取り」をした挙句、彼らに政権を献上したという点でも、野田佳彦政権は戦後最悪の政権だろう。
「野田佳彦政権こそが日本を壊した」つまり、「喪われた30年」のうち「さらに取り返しのつかない10年」を招来した、という認識が持てない人は、結局この国を立て直せないのではないか、そんなことを痛切に思いますよ。
だから「リーマンショック」という、「バブル崩壊」と較べても“他人事”感のある言葉を使うのも止めるべきだ提唱したい。あれは「2008大恐慌」と呼ぶべき大事件だ。
そして「喪われた30年」史観も上書きが必要だろう。そのなかでも野田政権以降の「取り返しのつかない10 年」があった、と見るべきだと思いますね。