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難しく「わからん」を言う投稿 

「ヒト」は生物学的な観点から、動物の一種であること(「動物性」?)を強調ないし前提した用語法において用いられる一方、「人間」は動物か否かを問題にしていないとき、あるいは動物であることを前提したうえで他の動物との違いを持つ種であることを強調ないし前提した用語法において用いられる気がする。

なお、「人間は動物ではない」を「人間は他の動物との区別をもたらすような非=生物学的特徴を持っている」(「人間であること」は「ヒトであること」に還元されない)と読むならば、「人間は動物である」と両立する主張になる。

たとえば、物理学的な観点から原子の集合体としてみること(このときには生物か否かすら問題にしていない)など、それをみる立場、問題意識に応じた呼び方と含意がなされる。指示される対象が同一でも、その対象のもつ性質のうちいずれを重視するかの力点が異なるんやろな。だからこそある呼び方では「言い尽くされない」部分、「その呼び方には馴染まない述部」も出てくる。

まあマイ定義によれば「人間とは自らが動物であることを必死で忘れようとしている動物」なので動物やけど。腹が減ったら気が立つだろって。ガルルル。

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