よぉし、書くところわかんないけどここになんちゃって筋トレ哲学書いちゃうぞ~

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その1 

筋トレを通じて発見したことは、ごくごく当たり前のことで「それぞれが持っている体は違う」ということ、「人によって同じ動きをしても異なる結果が出る」ということ、そもそも「体を鍛える目的も人によって異なる」ということや「身体が違う以上、厳密には"同じ動き"なんてのはあり得ないか、あったとしても極めて稀」ということ。

要するに、「人はあらゆる点で互いに異なる」ということを発見した。「みんな違ってみんな良い」とは言わんが、そもそも単一の尺度で比較を行うことがナンセンスなほどに個人はかけがえのないものだということ。もちろんボディビル等の競技ではそれは通用せえへんけど、身体の存在感、リアリティは、そうした比較や評価から独立している。

ジムのなかでは、与えられた体をどう使うかは専ら本人にのみ委ねられている。各自が各自のやり方で全力でやりゃあ良い。その過程で助け合うこともある。

でも、それぞれの「正解」の動きや、答えようとする問いそれ自体からして異なるわけで、誰かが頑張った分自分の筋肉がデカくなるわけでもなく、その反対もいえる。何が正解で何が成功かは、本人にすらわからんまま、ただただ全力を出すことだけが決まっている。一番大事なのは成長。

俺の体を動かす、変えるのは俺にしかできないこと。

その2 

もちろん、目的に応じた標準的なプログラム等は存在する。筋肥大目的なら8-12repを3setする、POF法等に沿った刺激の種類の変化を与える……等々。骨格や動き方の癖、体質等の個人差はあれど、平均的に効果が上がるという意味での「標準的なプログラム」が。

しかし、これらは「確実に効果を上げる」ためのプログラムであって、個々の人の体質等によって異なる「最も効果的、その人にとって最適なプログラム」とは必ずしも一致しない。つまり、後者を獲得するためには、試行錯誤を通じて、様々な動き、様々な効果をまさに身を以て検証していくことが必要となる。それを見つけるまでは、「これまでやったことのないこと」かつ「効果が出る保証がないこと」を試し続けなければならない。

俺はまさにこの段階。見つけたあとのことは知らんし、見つかるかどうかもわからん。自分にとっての「100点のトレーニング」が分からない以上は、これまでの自分のしてきたトレーニングからの改善を続けるしかない。一歩ずつ前へ。それで目的地に近づけてるかどうかは進んでからじゃないと分からんけど。

その3 

たしかに、専門のトレーナーという職業があることから、個々人にとっての「100点のトレーニング」は、専門的に明らかになるやろと思われるかもしれん。

しかし、仮にそうでも、同じ人間でもコンディションは変化し、翌日にはその態様は変化しうる。また、「100点のトレーニング」が普遍的に、つまり人も時間も問わず当てはまるものとして確立されたとしても、その「100点のトレーニング」を実施するためには、そのための訓練が必要となる。

たとえば、「フルボトムスクワットしてください」って初心者に言うて、踵も浮かず、腰丸まったり反ったりせんとしゃがめる人はめちゃくちゃ稀やろ。

自分が「100点」ではないことはわかる。何点なんかはわからん。でも1点でも上げたかったらどうしたら……?そんなときに助けてくれる人がトレーナーさん。人によって「100点でない」原因は異なるから、その原因を特定はしてくれる。全てではないけど。トレーニングを1点でも上げるためのきっかけとなる意識や考え方を、その経験や専門的な知識に基づいて、かつ「応機説法」的に教えてくれる。

でも、それで終わりではない。仮にトレーナーさんに言われたこと全部できるようになるためには、時間がかかるし、できるようになったとしても、そこが「100点」かどうかはわからん。

その4 

「言われたことができるようになったその後」も相変わらず模索は続けなあかん。毎回聞きに行くわけにもいかんし、トレーナーさんだって全知全能ではない。自分で試行錯誤せなあかんことになる。

自分だけの最高を手にいれる努力はつまるところ自分だけでやるもんやろ。他人の努力で筋肉はでかくならん。ただ、一人ででかくなったわけでもない。トレーナーさんからもらった知識と勇気、合トレ仲間のくれた情熱、親の脛。あとニワトリのおかげや。

こうしてベラベラ喋ってる俺は中途半端やけど、このまんまで終わらせるつもりはない。いつだって今日が到達点かつ出発点なのだ。

その5 

ちなみに!俺が「MAX更新!」とか言うて重量の数値を明らかにしないのは、俺がくそ雑魚だから恥ずかしいのと、人と比べるようなもんじゃないのに「数字」ってもんは比べるよう促すものだから。
たとえば「スクワット」の指す動き、そしてある身体で行うそれは、人によって異なるもんやのに、同じ字面で、同じ数字を目にすると、なんとなく比べられるような錯覚に陥るやろ。無駄やねんそういうの。

その6(終わり) 

それぞれがそれぞれで一所懸命にやってりゃそれで良い

ロングラン 

あーごめん追加。
必死でやってたら気がついたら仲間が増えてたんや。知らん間に「頑張ってるアイツ」になってた。意外と人は見てくれている。わざわざ見せるもんでもなく、自然と。
情に流されるようになったのはそこからや。俺も人を見るようになった。その他のものではなくてな。

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