健康診断で、総コレステロール値とnonHDLコレステロール値が基準より低いため、軽度の脂質異常と診断されました。
基準より低いと動脈硬化などのリスクがあるそうです。
経過観察でいいそうなのですが、一年後の健康診断までに何をすれば改善されますか?
@kotoha ご質問ありがとうございます!
総コレステロール値の改善に伴ってnonHDLコレステロール値も改善されると思われます。よって、前者のためのアプローチを三つの観点からお答えします!
栄養の観点からは、食事から十分な脂質とたんぱく質をとることをおすすめします。とくに、不足しがちなたんぱく質は、一日のたんぱく質摂取量目安は体重1kgあたり約0.8-1.2gとされています(50kgの方の場合40-60g)。
コレステロールは脂質に含まれますが、血中コレステロールとして利用するためには「リボたんぱく質」として、たんぱく質と結び付いて運搬される必要があるからです。
休養の観点からは、睡眠の量の確保がおすすめです。具体的には、7時間以上ですね。質に関しては、寝る前5分の換気だけでも違います。
血中コレステロールは体内(肝臓)で合成されますが、材料(栄養)の補給だけでなく、合成する工場が稼働する必要があります。その条件として、睡眠は不可欠です。
運動の観点からは、ウォーキング等の全身運動がおすすめです。全身の細胞へ栄養を運ぶ必要を体に自覚させましょう。
LDLコレステロールが少ないことは必ずしも悪いことではありませんが、健康にお過ごしになることをお祈りしています!
#おしえておにぎり