@nekotako ご質問ありがとうございます!
牛乳には「乳糖」という、人によって消化が困難な成分が含まれます。そのため、お腹を下してしまったりする原因にもなります。
乳糖による腹痛等は噛むことによっては直接には防げません。しかし、「噛む」行為によって、他の原因による消化不良を予防することが期待できます。
第一に、「噛む」行為は、「食事をしている」ということを脳に伝え、消化機能の活性化をもたらします。
第二に、牛乳を噛んでいる間に、口内で牛乳が多少は温まることで、消化器官の温度低下を防ぎ、そのはたらきを阻害しないようにできる。要は「お腹を冷やさないようにする」ための手段ですね。
このように、乳糖以外の栄養素含め、牛乳の栄養の消化吸収を円滑にすることが噛むことによって期待できるといえます。
つまり、お腹を下しやすい牛乳を飲む際に、お腹を下すリスクを少しでも下げる方法の一つとして「噛む」があるといえるのではないでしょうか。
以下は私見ですが、その他の固形物と同時にお召し上がりになる際や、ホットミルクとしてお飲みになる際には不要なのかなと思います。また、それ以外の条件で飲んでも体調等に問題なければ、お好きな方法で美味しく飲むのが一番ですね!