朱里さんの6がメイド発言(X君)を受けて
7「…なんで、メイド服着てるのよ」
6「うん?なんでって、その方が動きやすいかなって(メイドの方が違和感無く常に側にいられるし)」
7「いや、執事とかの方が動きやすくない?メイド服よ?スカート穿き慣れないでしょうが」
6「ああ、ごめん。気が利かなくて」
7「分かればよろ…」
6「執事服の方が好みだったんだね。君が望むなら着替えてこようか、お嬢様?」
7「ち、違うわよっ!あのね、メイドってことは常に一緒にいるかも知れないのよっ!着替えとかお風呂とか…あんた男なんだから無理でしょ!?」
6「大丈夫だよ。目隠ししてできるから」
7「入ってくんなって言って…」
6「伏せて」
7「んぎゃっ(無理やり伏せられる)」
6「お呼びでないお客様、ごめん遊ばせ(強盗を蹴り飛ばす)」
7「動ける…だと…?」
などと妄想しました。反省してません。
世界と7を天秤にかけるなら、で思いついた部分
どうしていつもこの男はこうなのだ。自分を蔑ろにするのが当たり前で、大事にされないのが当然だと思うのだろう。
ノルウェラ様や公爵様、ゼノン王子だってどれだけ自分を大切にして欲しいと望んでいるのか、そんな思いを知っているのに見ないふりをする。
マリスや、ウェルディさん達だって…実力を信頼してはいるけど、好きな人の身を案じるのは当然のことなのに。
それに私だって。
「あんたからしたら、私は実力不足で頼りないかもしれないけど」
デア・ラブドスをくるりと一つ回して構える。迫りくる魔物の群れを見据え、トンッと地面に棍棒の先を突いた。
「自分の命を大事にしない男を大事にしたいくらいには、あんたのこと好きなのよっ!いい加減分かりなさいよ!馬鹿炎っ!!」
棍棒を中心にして銀色の魔法陣が広がっていく。浄化の光に触れた魔物の体が、砂のように崩れ落ちて数を減らしていく。
速く、速く。この包囲網をこじ開けなければ。治癒魔法が使えない氷の私が、傷を負った彼を救うにはそれしか方法がない。
「踏ん張りなさいよ、ナナリー・ヘル。ロックマンに勝つつもりなら、この程度切り抜けられるでしょ!」
ふらつく足を踏みしめて己を鼓舞する。生憎と私は諦めの悪い人間なのだ。こちらに喧嘩を売った自身を恨むがいい。
いよっし!人魚パート終わった!(なお人間パート)
ストー……?
最近、誰かが自分の後を付けてる気がする7ちゃん。不安になってきて、34に相談する事にした。
7「あのね。ベンジャミンには悪いと思うんだけど、暫くサタナース貸してほしいの」
あまりにも深刻な顔の7ちゃんに、顔を見合わせる34。
4「ナナリー、どうしたの?」
3「なんか悩みか?」
7「うん…、最近私の後を誰かが付けてる気がして…」
友人を付け狙う不届き者に一瞬ピリッとするが、自分達よりも頼りになる人間が居たことを思い出す。
4「ナナリー、ナル君よりロックマンの方が良いと思う」
7「なんでロックマンなのよ」
4「なんでって、ロックマンならどうにかできるでしょ。騎士だし」
うんうん、と頷く3。
7「なんでそこで騎士が出てくるのよ。風型のサタナースと雷型の殿下なら分かるけど」
なんか方向性がおかしくなってるな、と首を傾げる34。
3「え、お前付きまとわれてるんだよな?アルウェス君頼れよ」
7「火型に何ができるのよ」
3「一番できるだろうがよ」
7「あのね、幽霊が怖いとかアイツに相談できるわけ無いでしょ!笑われるじゃない!」
ストーカーを幽霊扱いする7ちゃんに遠い目をして、有無を言わさず6に連絡を取る3。
おばけ怖いのバレたと喚く7ちゃんは、呆れ眼でストーカーを捕まえた6に、頭を掴まれ叱られましたとさ。
上原くんが菜緒に扉越し(だっけ?)に告白聞かれちゃって動揺するシーンがまた可愛いんだよね
偽装結婚初夜(n番煎じ)
実家と寮のベッドよりも広いベッドに落ち着かない7ちゃん。
ゴロゴロと何度も寝返りを打てば、お風呂上がりの色気ダダ漏れ6と目があった。
「なんで寝ようとしてるの」
「は?あんたこそ、なに人の部屋に入ってきてるのよ」
「入るでしょ、夫婦の寝室なんだから。それに今日はそういう日だし」
「…うん?そういう日?」
「今日結婚したんだから、そういうことするよね?」
ベッドに乗って7ちゃんに覆い被さる6。濡れた金糸が7ちゃんの頬にかかり、ヒヤリとした感触に体がぴくりと反応する。
「…偽装結婚」
「の、つもりは最初から無い」
「は?いやいや、そういう結婚なんじゃ…」
「女性達に言い寄られて大変だとは言ったけど、女避けのつもりだとは一言も言ってない」
6のセリフに記憶を漁れば、確かに女性が言い寄るとは言っていたが偽装結婚のぎの字も言っていないことに気づく。
「え…と、白い結婚は…」
「据え膳を食べないなんて、愚かな真似をするつもりは全くと言っていいほど無いので、覚悟してください」
ひぇぇ、と情けない悲鳴を上げた7ちゃんは、情欲に染まった赤い瞳に魅入られてそのまま食べられましたとさ。
この間アップした博士との話を加筆しました〜!
雑多に好きなものの話しかしない予定。
アイコンはPicrewのミニ猫メーカーで作ったアルちゃんです。