R-18
6「何の雑誌見てるの?」
7「んー?……VIOラインはキチンと処理した方がいいって……ひょあああ!?!?!?(6に気付いてなかった)いっ、何時から居たのよっ!!」
6「僕なら気にしないけど」
7「きっ、気にしなっ……!私は気になるのっ!てか忘れろっ」
6「無理かな。ねぇ、ナナリー」
7「嫌です」
6「まだ何も言ってないよ」
7「いっ、言わなくても分かるわっ」
6「なにを?」
7「なにっ……、どうせ僕が処理するからとか変態発言するんでしょ」
6「変態発言ではないけど、概ね合ってるよ」
7「ほらっ、ほらぁ!」
6「だって、見えにくい場所だと傷付けてしまうよね。だからさ……」
7「……ちょっと!何してっ」
6「今から処理しに行こうか(ニッコリ)」
7「〜〜〜っっっ!!!!離せぇぇぇ!!!!」
6「はいはい、暴れない暴れない(笑)」
ええプリンターが欲しいなぁ……ちび67ちゃんのカバーを特殊紙に印刷したいんよ……(売ってるの見た)
うちのプリンターはなんか色味が薄いんでネップリしてきました
我が街のセブンのコピー機が何故か外から見えやすい場所にあるので、危うく不審者になるとこでした
フォデューリ家
妻が何かを思い出したのか、拳を作って頷いている。碧い瞳が「いいぞ、それでこそ私の娘よ」と訴えていた。触れると面倒なので放っておいた方がいいだろう。
「こうなったら、今からでも勉強しなきゃ。善は急げよ!」
拳を高く上げ部屋を後にした娘の背中に既視感を覚えた。血は争えないとはこの事を言うのだろう。
それにしても。
「リリーの学年で一位……ね。同学年でそれだけの能力がある生徒か」
確か、とある伯爵家の三男坊が大層優秀だと聞いたことがある。彼には昼会で逢う事はあるが、礼儀正しく元平民である妻を色眼鏡で見ることも無かった。
だが今思えば、彼の視線の先にはいつも同じ人物がいたように思う。
「ふぅん……。なるほど」
「目が不穏」
彼の行動や言動はどの感情からくるのかよく知っている僕は、「余計なことはしないでよ、前科持ち」と釘を刺す妻に何も言わずににっこりと微笑んだ。
雑多に好きなものの話しかしない予定。
アイコンはPicrewのミニ猫メーカーで作ったアルちゃんです。