どうも国民民主党首の玉木が、「社会保障抑制のため」という文脈で「尊厳死の法制化」に言及したようだ。
確かに尊厳死の問題は複雑で世界中に議論されている。しかし、この議論の大前提は「社会保障削減・抑制」と絶対に切り離すこと。
玉木は釈明で「あくまで自己決定権の問題」と言い抜けしようとしているが、これはどうみても先に「社会保障抑制が先にありき」の議論である。基本、麻生太郎と同じ発想。
そう言えば中曽根は首相の時に「枯れ木に水をやっても仕方がない」と社会保障費抑制の意図を露わにしたことがある。
玉木にしても、つい先日も「国民に覚悟を求める時が来た」などと訳の分からぬことを口走っていたが、これは「姥捨て山に向き合う「覚悟」を求める」つもりだったらしい。
高齢者集団自決提言の成田悠輔といい、「終末期医療の早期打ち切り」提言する古市といい、どうも支配エリートの本音が隠しきれていない。というより、鉄砲玉に観測気球を挙げさせて様子をしているのだろう。
しかし、反核平和運動を公然と敵視し、社会保障費抑制のために自己決定による「姥捨て山」を提言する政党と合流しようとする立憲の気が知れない。
予算がそんなに心配ならまず軍事費を削減し、資産課税、法人税増税をすればいいだけの話である。
袴田巌さん無罪確定 石破首相 “政府として一定の責任”
石破『袴田さんの事件が証拠のねつ造であったのかどうかはいろいろな議論があり、判断する材料は持っていない』
判決文があるだろうが。ちょっと本気でキレている。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20241012/3030025770.html
ちなみに立憲の政権政策集pdfは、政策が書いてあると思ったら3、4ページくらい費やして野田個人のドアップ写真と宣伝で始まっててさすがに引きました。
https://cdp-japan.jp/files/download/Fh8X/rmqx/I505/VQ8M/Fh8XrmqxI505VQ8MOsmHm9oT.pdf
立憲の政策、新聞とかちゅいったーのアレコレとか見てると「給付付き税額控除」が目玉政策みたいになってるけど、政策集のPDFにも「7つの約束」って書いてある一枚絵のやつにも載ってないのな。PDFの方は最初見逃してて「えっ、のってないの?」ってなるぐらいちょこっと書いてあるだけ。あんまりアピールする気ないのかな。所得がこれだけならこのくらい得します、っていうある程度具体的なのが出せないと消費税減税と比べてわかりにくすぎてアピールできないと思うが。
赤城の山も今夜を限り
生まれ故郷の国定の村や
可愛い子分の手めえ達とも
別れ別れになる首途だ
And we're living here in Allentown