法案に反対しても議席数の少なさでどうやっても廃案にはできないのだから、強行採決させるよりも附帯決議をつけさせて賛成する方がいい……っていう見解のロジックは理解できるのだが、少なくとも15年の安保法案のときはそこで付帯決議と引き換えに賛成に回ってたのはたしかタリーズの政党とかの小政党で最大野党の民主党は反対できていたので、そこと比べると最近はエラい後退してるなという印象が強い。
やっぱり与党側が附帯決議程度の安い餌で野党に花を持たせつつ必要な要求はすべて呑ませるという儀式が常態化する副作用は小さくはないだろう。
単純に「議席が少ないからどうしようもないしこれが現実的で最適」と党のやり方を追認している立憲支持者は楽天的すぎるように思える。