"わたしを名付けないで
娘という名 妻という名
重々しい母という名でしつらえた座に
坐りきりにさせないでください
わたしは風
りんごの木と泉のありかを知っている風"
新川和江「わたしを束ねないで」
@smzn0401 残像さん、共有してもらったミニコミ読みました。とてもいい文章ですね。1959年に書かれたものに今でも実感を伴って共感してしまうのは、社会の進歩の無さを感じて悲しくもありますが……。教えてくれてありがとうございます。
先の投稿は「わたしを束ねないで」という詩です。機会があれば詩の全文を読んでみてください。自分の心と体の大きさ、豊かさ、限りなさを思い出させてくれる、身体的・精神的解放の詩です。
@ritzparty 詩集が出ているのですね、ありがとうございます。市の図書館に所蔵されているようなので借りてみようと思います!
@ritzparty 詩でしょうか? かなり好きかもしれないです。『無名通信』を思い出しましたのでリプしました。1号の巻頭言に「わたしたちは女にかぶせられている呼び名を返上します。無名にかえりたいのです」とあります。PDFで公開されているのでリンク貼っときます~~
https://wan.or.jp/dwan/dantai/detail/52