仕事を横目に、昨日と今日で『沉默的真相』12話を一気見。紫金陳の『長夜難明』のドラマ化作品なので、基本的な展開はわかっているものの、見始めたら止まらなかった。
ミステリは好きだけど、「本格」が好きで、いわゆる「社会派」のミステリは重苦しい気持ちになりがちなのであまり好んで読んだり見たりはしないのだけど、キャストがね。廖凡と白宇の雙男主となると見ないわけには…。重苦しい気持ちになるのは目に見えていたけど😅、重苦しい気持ちになっても、見てよかったと思えるドラマだった。
豆瓣の高評価にも大いに納得。

原作から改編されているところもあるけど、ドラマとしてはそれも良かったと思えるし。制約の多い中で、よくここまで描いたな、とも思える。小説よりは多少は希望が感じられたし。

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ネタバレしないように物語そのものの感想を述べるのは難しいので、とりあえず、この作品で最も重要で、最も印象的な人物について。
この、夜明けがいつやって来るのか、本当に夜明けが来るのか、それさえもわからないような長い長い明けない夜の中で、その重苦しい闇の中にわずかに明るく輝く星のような江陽は原作でもそうだけど、ドラマでも本当に魅力的だった。
白宇のお芝居がうまいのはわかっていても、共演するのが廖凡はじめとした達者なベテラン揃いだったので、その中でどれだけ存在感を発揮して、物語の主軸となる江陽の人生を見せてくれるんだろうと期待と、そしてわずかな不安もあったけど、不安は完全に杞憂。彼の江陽は想像以上、期待以上だった。

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