『世界でいちばん透きとおった物語』杉井光
久しぶりに読み直したけど、やっぱゾッとする。確かに手段は本文でも示されてるし、やろうと思えばできることではあると素人の自分でも思うけど、最後まで読んで、数ページ読み返して、パラパラと全部捲って、やっぱ最終ゾッとする。小説って自由だよな。
Audible放浪記。【鏡の国】
作者の別シリーズはだいぶ前に読んでて、かなり好みの文体だったので聞いた。
語り手がとにかく上手い。作品自体のテンポ感の良さも相まってとにかく聞かされてしまう魅力があった。
しっかり骨太な仕掛けが施されてるので、文字で見た方が推理しながら読めて楽しいのかもしれないな、という感想。わたしは推理もの好きだけど作品を推理しながら読みはしないので、無駄なくするすると進んでいく展開の割にボリューム感もしっかりあってめちゃ楽しだった🎶
『カム・フロム・アウェイ』 噂で12人で約100役の演じ分けしてるって聞いてて最初理解できるか心配だったけど衣装と役者の演じ分けだけで全然違う人になっててすっげ......って思った。あと舞台セットも10脚ぐらいの椅子と3つの机だけでコロコロ場面転換させててそれも見てるだけで理解できるような造りになってるのがほぇ〜〜ってなってた。