先週終わってしまった虎の翼の感想を先週中に書きたかったのだが一口に言えないので書けなかった
このドラマは今まで透明化されていた人を透明化しないで描くドラマだと脚本家は言っていたが、自分はその透明化されていた人たちの中の一人でもあるし、透明化という言葉以外、例えば被爆者の子孫だったり(被爆者援護法は直接的にではないが自分も恩恵を受けている部分はある)、登場人物との共通点(優未の大学院博士課程中退、しかもつぶしのきかない理系研究分野)まで同じなのがあったのですごくびっくりしたのだけども
優未は中退したのがバブル以前だからその後もまだ社会に余裕があったけど、自分は氷河期以降だったから優未みたいにはいかなかったよなとか。そして優未と寅子との関係性にC-PTSDのトラウマを起こすようなシーンがいくつかあって最終回近くにもそれがあったのできつかった(だから優未の扱いにはあまり納得がいってない)
ただ今日、新しい朝ドラ見たのだけど主人公が海に飛び込むシーンで野球部の男子学生が無駄に助けるシーンにもやもやし、こんなとき寅子だったら絶対に「はて?」って言っただろうなあと思ったら(虎に翼では自分が「はて?」と思うシーンは寅子も「はて?」と言っていたので)急に寂しくなった。完全にロスだなあ
#虎に翼