友情結婚ついでにいうと、本人たちが納得ずくの友情結婚ならまだしも、自分の性的指向のことについて誰にも言えないまま結婚してしまう同性愛者が世間にはたーくさんいた
今でも思い出すんだけど90年代の朝日新聞での「ひととき」欄(だったかな?)で何も知らずに結婚し結婚後に旦那が同性愛者だったと気がついた人の奥さんの投書があった。そこに書いてあった「何人の男性が夫の前を通り過ぎていっただろう」という文章が今でも忘れられない
ただこれも男女差があって、結婚しているゲイより結婚しているレズビアンの方が当事者の風当たりが強かった(詳しくは書かないけど)
十数年前までこの問題は本当に身近にあったんだけど、ここ十年ほどでレインボーパレードが拡大、同性婚の法制化の当事者運動などで同性愛者が可視化されあんまりそういう話題も見なくなったような気がする
でもその方が誰にとっても幸せなんだよね。同性婚の法制化は騙される異性愛者も格段に少なくなるだろうと予想されるし
今日の「友情結婚」で色んなことを思い出してしまった。果たして異性愛者で「友情結婚」を意識してする人って逆にいるのかな?と思った