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🖋煙鳥怪奇録シリーズ
放送で自らが取材した実話怪談を語ってきた人が、奇怪で空恐ろしい話を厳選して収録した実話怪談集。
本文は提供者ではない執筆者の2名が書いてるので、怪談のベースは変わらないもののサブに入ってくる雰囲気や情報が変わって来てるので、配信見た人でも楽しめるものになってます。
https://kyofu.takeshobo.co.jp/category/268/
以下スレッドでざっくりとした感想
📖 忌集落
本作のメインである「土地遣い」の話、想像以上に闇深くて面白さと決して他人事としては扱えない恐怖があって良かったです。
「土地遣い」は長編にもなるのと、関係性が複雑なため読むのに時間かかるからか、間に短編の別怪談挟まってて箸休め出来て良かったです。
あと「土地遣い」は各話読んでくとわかるんですが、だんだん気持ち悪くなるので、当てられやすい人は適所休んで読んでください。
📖 足を喰らう女
｢足を喰らう女｣は怪談ではあるものの、人怖要素もあり得体の知れない恐怖が余計あって好きです、ラストは予想の斜め上な展開で面白かった。
私がこの中で気に入ってる話は
｢雪夜の音声｣ ｢採集の夜｣ ｢見知らぬ風呂場｣
📖 机と海
一番最初に発行された短編集。
さくっと読みたい人にはおすすめ。
タイトルにもなっている｢机と海｣はTHE 怪談と感じる理不尽さがあって良き。
私がこの中で気に入ってる話は
｢回廊の家｣ ｢食い違い｣ ｢二人の思い出｣