あまり報道されていないけれど、三年に及ぶ粘り強い住民運動によって、京都北山エリアの再開発が止まった。
この計画は、①京都府立植物園の再開発、②京都府立大の体育館のアリーナ化計画、の二つが大きな要素になっていたのだが、①が一年ほど前に、②がつい先日、見直しが発表された。
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むろん、老朽化した体育館のための予算や、移転先の向日町でのアリーナ計画がどのようなものになるのか、注視する必要はある。ただ、住宅街ど真ん中の無謀な開発計画が中止されたことを、ひとまず喜びたい。
集めた署名は16万筆。街頭に立ち続け、役所に繰り返し説明会の要求をし、ニュースレターの配布、市議会の傍聴など先頭に立ち続けた市民団体のみなさんに頭が下がります。
もともとが無茶な計画過ぎたので、無事に着地してよかった。大学の体育館をプロバスケチームの本拠地のアリーナにするって、冗談かと思うよね。
先日の京都市長選の結果も多少は影響したのかな。