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『交差するパレスチナ: 新たな連帯のために』(在日本韓国YMCA編集、新教出版社、2023)を読んだ。
第5章「パレスチナの歴史的鏡像としての在日朝鮮人――私が私たちになるために」(中村一成)で、「アジア大陸の両端に二つの不条理(=イスラエル・日本)がある」という言葉が紹介されている。
つまり、歴史的責任を認めず、共に生きるべき隣人を拒み、「西洋」の一員であろうと欲する点で、イスラエルのパレスチナ人に対する暴力と、日本の在日朝鮮人・アイヌ・沖縄人に対する暴力は同じ構造にある、ということ。

他の論考も、イスラエルによるパレスチナ占領がまさしく「わがごと」であることを論じていて、まさに今読むべき本だと思った。またブログに感想書きます。

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