【アカウント移行のため再投稿】
京都大学吉田寮にあるオールジェンダートイレについて(1)

※以下の内容は、公開されている記事をもとにまとめたものです。参考資料は最後に付します。

吉田寮の西棟(新棟)のトイレは、全個室型のオールジェンダートイレになっています。
もともと新棟は、大学当局と吉田寮自治会による当事者間の団体交渉を経て、2015年に完成したものです。この交渉の際、自治会側から新棟の構造について色々と要望を出しました。その一つが、全個室型のオールジェンダートイレ(シャワーも同じ)を導入してほしいというのものです。

交渉の場では、この要望に当局が完全に合意したわけではないのですが(後述)、結果として、全個室型オールジェンダートイレ・シャワーを備えた居住棟が完成しました。もちろんいま現在も、オールジェンダートイレ・シャワーの形で利用され続けています。(私自身寮生でしたので、日常的に使っていました。)

(つづく)

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吉田寮自治会の目的は、勝訴ではなく、大学に訴訟を取り下げてもらい、団体交渉を再開することにあります。この裁判結果を契機に、大学には話し合いを再開してほしいです。
そして、それを動かす力を直接的に持っているのは、教員たちです。今からでも遅くはないので、京大教員の頑張りを見せてほしいです。

……とは言いつつ、ひどい対応を続けてきた上に、スラップ訴訟をかけてきた大学当局に鉄槌が下ったことを喜んでいます。涙が止まらない。

何度かつぶやいていますが、吉田寮は、新棟建設の際に、自治会から全個室型オールジェンダーの設置を要求し、その要求が叶えられた場所で、クィアの人々に共有したい場所でもあります。
以前説明したリンク↓
fedibird.com/@qike/11158241635 [参照]

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