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木蓮は木に咲く花の中で一番好きかもしれない。
白木蓮が一番好きだけど、黄色い木蓮を見に行ったことがある。

作者の倫理観と作品の話。 

「ピエタとトランジ」とか「ドロヘドロ」とか「HUNTERXHUNTER」みたいな人があっさり死んでいく話が好きで自分でも大丈夫か?って思うけど、Twitterで「倫理観が崩壊した作品は作者が倫理観というものを理解していないと書けない。理解していないと作者の倫理観と作品が事故を起こしたようなものにしかならない(意訳)」って仰ってる方がいて、頷いてしまった。
倫理観のない世界を通して作者が書こうとしているものが何なのか。そこが信頼できないと安心して楽しめない。
金カムもこちら側の作品だと思っていたけど、終盤かなりあやしくなってしまったな。事故しちゃったかな。
(批判につい手心を加えてしまうのは私の悪いところだと思います。)

例のトランス当事者が描いた漫画の話。 

例のトランス当事者の方が描いた差別容認漫画、Twitterで見た。
現時点で4万件以上のいいねがついていて恐ろしいことになっている。
まあマジョリティに阿るマイノリティというのは金カムで経験済みで、そりゃいろいろな人がいるよねと別に驚きもしないのだが、その人が過去に描いた漫画で実は未手術で女子トイレ使ってましたと告白していたのを見て考え込んでしまった。
おそらく過去の漫画を読んだ人に糾弾されるのを恐れて、先手を打って今回の漫画を描いたのだろう。
しかも自画像が過去漫画ではかわいらしい顔なのに、今回は水木しげる風のひょっとこみたいな顔。
内容に関係ないのに、めちゃくちゃ気遣ってるのである。
たぶんだけど、今までにたくさん傷付けられてもう傷付きたくないと思っている人なんじゃないかな。
漫画の内容自体は批判されても仕方がないんだけど、痛ましいというか別の意味で見ていられない。
改めてシスジェンダーの罪について考えてしまう。

TwitterとMastdon行ったり来たりしています。
基本日曜日の午後〜木曜日くらいまでTwitter、金曜日〜日曜日午前くらいまでMastdon。
Twitterにいる時はトゥートせずリアクションのみ。Mastdonにいる時はTwitterはログアウトしています。
疲れた時はどちらも休みます。

そうそう、フォロワーさんが教えてくれた納豆オムレツ、前に作ったらおいしくて家族にも好評だった。ねぎ足した。
子供も食べてたし、納豆常備してるから後一品欲しい時に助かる〜
ありがとうございます😊

納豆、いつもはうずらの卵とねぎ入れて食べてる。それにジャバンのりっていう細かい韓国のりみたいなやつ足すときもある。かつお節も合う。
常備はしてないからたまにしか入れないけど、キムチもいいよね。漬物系どれも合いそうと思うけど、あまり買わないんだよな。
マヨネーズ?!それもありなのか…奥が深い。

野田氏のホニャララ賞受賞コメント検索した。
「そんなつもりで描いたんじゃないんだけどね〜なんか評価されちゃって」って…見ていて恥ずかしくなっちゃう。
本当この人喋らないほうがいい。

30巻の表紙がソフィアじゃなかったの、まだ根に持ってる。
何で中尉なんだよ、二巻連続第七師団じゃバランス悪いだろうが。
ソフィアかせめてウイルクにしろや。

ソフィアとスヴェトラーナのシスターフッド好きでしたね。
「金持ちの男と結婚する」じゃなくて「成り上がって自分が金持ちになる」スヴェトラーナ、いいよね!

世界史の知識あまりないからロシア革命のことはわからないけど、ソフィア好きだったから死んだ時は悲しかったな。
生き残ってアシㇼパと共にロシアの少数民族とアイヌをまとめて蝦夷共和国を作ってくれると思っていたのに。
少数民族独立のヴィジョンをアシㇼパに伝える役割が彼女にあったはずなのに。
そういうラストだったら、まだ評価できたのにな。
半ばファンタジーになっちゃうけど、あの終わり方よりよくない?
杉元の存在意義がなくなっちゃうかもだけど。

奨学金減免の件、すでにいろいろな方が批判してるから、私なんかが言うこともないけれど。
「20代〜30代前半の子育て時期と奨学金の返済時期が重なるため、返済額を減らして子どもの教育にお金を掛けられるようにする狙いがある。」とかもっともらしい理由づけしてるらしいけど、何とか子供を産ませようとする魂胆が見え見えで呆れる。
そういう意図をもはや隠そうともしていないんだな、と怖くなった。

プロメアの話。 

プロメアは劇場公開からかなり時間が経ってから何となく見てハマり、Blu-rayとサントラ購入した。
アニメーションの技術的なことはよくわからないけど、アクションシーンは動きが派手で音楽も決まっていて中毒性がある。純粋に見ていて楽しい。
ストーリーもわかりやすくて展開が早いしストレスがない。恋愛じゃなくてブロマンス&シスターフッドで終わるのも私好みでよかった。
一方でバーニッシュ差別を考えた時、ラストの解決方法がそれでいいのか、問題があるのは確かなので批判的な意見もわかる。
(ただし、コントロールできない本能的な衝動のせいとは言え、バーニッシュに犯罪者の側面があるのは確かなので現実の差別と同列に語れない部分はある。その点で批判を回避している。)

私にとって、金カムほどではないにせよ複雑な気持ちにさせられる作品である。

金カムの話。今の気持ち。 

未練がましいなと思うけど、私自身は金カムを全否定する気持ちにまだなれていない。
今でもいいところもあったと思ってるけど、悪いところがそれを遥かに上回ってしまった。
本当、最後は違う終わり方に着地して欲しかった。中尉ファンには申し訳ないけどあの加筆いらんし。
さらに作者インタビューが酷すぎて幻滅なんてもんじゃなかった。
コミックスはまだ持っているけど、全然読み返していない。
グッズは元々一個もない。
これから先積極的に人に勧めることはないし、読みたいという人がいたら注意喚起すると思う。

アイヌの中でも金カムに対する意見が分かれるのは、それはそうだろうと思う。
和人でも人によって違うのと同じ。和人にいろいろな人がいるように、アイヌにもいろいろな考えの人がいるだろうから当たり前と言えば当たり前。

差別されているマイノリティに連帯することは大切だし私もそうありたいけど、マイノリティ側の考えを元にして対立する意見のどちらが正しいかジャッジするのは危ういなあと思う。
結婚の自由に反対している同性愛者がいるからといって、同性同士の結婚を認めなくていいとはならない、というのと同じ。(Twitterでそういう方を見かけました)

ハリー・ポッターの話。※批判的な内容を含みます。個人の感想です。 

ハリー・ポッターも、第一作しか読んでいない。
つまらないとまでは思わなかったけど、もっと質の高いファンタジーや児童文学はたくさんあるのに、どうしてそれほど人気があるのか不思議に思った。
第二作以降も読みたいとは全く思わず、そのまま今日に至る。

大人になってから読んだからはまらなかった、とは思わない。
質の高いファンタジーや児童文学は十分大人の鑑賞に耐え得るものだから。
恥ずかしながら上橋菜穂子作品は30代になってから読んだけど、守り人シリーズも獣の奏者も全巻読んだ。
エドワード・ケアリーのアイアマンガー三部作も、10代に向けて書かれているけどとてもおもしろかった。

子供時代は今以上に本の虫で、小学校高学年でゲド戦記を読むような子供だったので、当時ハリー・ポッターがあったとしても結果は同じだっただろう。

志村さんに限らず何となくこの人の作品は合わないと思ったクリエイターが、ずいぶん後になってから何かしらやらかすという経験、複数回ある。
児童ポルノ所持で捕まった漫画家とか、おかあさんといっしょの歌で大炎上した絵本作家とか。

私の観察眼が鋭いという話ではない。当然見抜けない場合もある。
思想が作品ににじみ出るという話ともちょっと違う気がする。思想はにじみ出ない場合もあるし。

強いて言うなら何となく好きになれないという直感は、案外バカにできないんだなという話。

FF外だったからどなたか忘れちゃったけど、Twitterで「性的マイノリティーを題材として扱うクリエイターは、差別や人権の問題に敏感でなければならない」って仰ってて、そうだなあって思った。
今の時代、性的マイノリティーを扱ったコンテンツは一生かけても消化できないほど溢れかえっており、人生は短く私は休みの日も大量のチャーハン作りに追われ今から掃除をせねばならないので、どうせなら差別や人権について配慮しているクリエイターの作品に触れていきたいわ。

話の流れで自分のセクシュアリティを開示する必要がある時は、「ほぼシスヘテロ」と表現している。
100%シスヘテロと言い切れる人って実はそんなに多くないんじゃないかな。
私もそうだしその状態からの揺らぎも、どうしたってある。

志村貴子さんの話。続き。※批判的な内容を含みます。個人の勝手な妄想です。 

それから何年も経って志村さんの描いたファンアートをTwitterで見た。アシㇼパの現パロイラストで「明日子」の名称を使っていた。
そこで何となく腑に落ちた。
軽率に「明日子」を使う感性の人だから、私には合わなかったんだと。今回の件も然り。
これは私の想像というか妄想なんだけど、志村貴子さんという人はエモーショナルな表現はすごく上手なんだけど、倫理や人権といった問題にはそれ程関心がないのではないかな。
どうでもいいということはないだろうけど、優先順位が低いというか。良く言えばアーティストらしいと言えるかもしれないけど、危うさはある。

2作品しか読んでいないのに、勝手な妄想すみません。合う作品もあるかもしれないけど、たぶん読まないと思う。

志村貴子さんの話。※批判的な内容を含みます。個人の勝手な妄想です。 

ファンが多い漫画家さんなので言うのに勇気がいるけど、この方の作品が苦手である。

何年も前だけど「娘の家出」を読んだ。性的マイノリティーが作品によく登場する漫画家と聞いて興味を持った…気がする。
読んでみて、登場人物たちに共感できなくて戸惑った。割とみんな欲望に忠実というか、一時の感情に流されがちだったり押しに弱かったり。もうちょっと先のこと考えて行動した方が…と心配してしまって何だか楽しめない。
祖父が経営する会社の従業員(中年男性)と関係を持つ女子高生の話が一番キツかった。別に純愛でも何でもなくて、セックスしてなんか違ったってなって関係解消して終わり。それでいいんかいってめちゃくちゃもやもやした。
途中で読むのをやめた。それからかなり経ってから「こいいじ」を読んでみたけど、こっちも合わなくてやめた。
これは所謂恋愛脳というやつで、みんな恋愛好きだもんね私が潔癖すぎるのかな…と思った。

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