写真は2つめの交通安全地蔵の近くに立っている英霊塔です。地上からの高さは約5m。けっこう堂々としている。午前中は日光が当る背面の文字の方が読みやすい。
交通安全地蔵の祈願祭は町の社会福祉協議会の主催で、実のところ、社協の役員と職員以外は地域住民は参加せずだった。それでも、社協の職員が供物を用意したり、僧侶への礼金を用意したりしていた。
で、英霊塔についても、ちょっとカマをかけて、社協の職員に質問してみた。と言うのは、戦没軍人遺族会の事務局が社協に置かれているのを知っていたからだが、案の定、春と秋の慰霊祭をやっているとの返答だった。
英霊塔って、戦争で亡くなった人すべてを祀るのではなくて、戦死した軍人だけを祀るものですよね?そんなものの祭典を社協がして良いのですか?あかんでしょう?と問い質したが、職員から返答は無かった。
もちろん返答は期待していなかった。けれど、こういうことは明言しなければならない。相手が面倒くさがっても、言わなければならない。
秋の彼岸になったら、きっと、英霊塔の慰霊祭に参列されたいという通知が来るのだろう。何しろ役員だからね。どうするか、楽しみだ。