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崇高の話しますが、ウィリアム・ギブスン「辺境」とかまさに崇高の話ですよね。

ホラーだと余寒(よさむ)さんという(禍話という怪談ツイキャスに提供している)書き手がいるんですが、基本的に「人類がギリギリ知覚できる領域まで崇高の解像度を落としたものが妖怪という表象なのではないか」という視点から書かれてい(ると個人的には受け取ってい)て、めちゃくちゃドストライクなんですよね。手垢のついた妖怪という表象の読みかえかたが本当に鮮やか。ちょっと他にいない書き手だとおもうんですが、禍話リスナーくらいにしかまだ気づかれていない気がします。梨さんや背筋さんほどわかりやすくないからかな。

禍話自体が青空怪談のため、noteなどで禍話リライトとして余寒さんの怪談帖も読めるんですが、本人も本にまとめてBOOTHで売っているのでみんななにかでうっかり読んでほしい。ちなみに紙のほうは余寒さんがいくら増刷しても3秒くらいで売り切れます。

booth.pm/ja/items/3966358

余寒さんの怪談(手)帖、「ぬりかべ」とかまさに上に書いたような崇高の話じゃないでしょうか こういうのを積み重ねて100話目の「天狗ペケペケ」に到達するの、かなりよかったんですよね

note.com/dontbetruenote/n/n8f1

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