あとがき
2年前に頭に浮かんだ3本をこれで全て漫画に出来ました
来年は浮かんだら描くし、何も浮かばなかったら描かないしって感じです
秦衣を構成するいくつかの悲嘆について何か救いはないのだろうかと3年間ずっと考えていました
今回の話はマーベル大陸に生きる彼にとっては救いになっていないし、このやりとり自体もシャドウの彼とのやりとりなので直接なにかを与えられたわけじゃないのですが、こんな一面をなんとか覗かせられるのは箱船の鏡から出てきたいずれかの『彼』しかいないという私の解釈です
マーベル大陸の彼はきっとこれからも自分の悲嘆を丸く包みながら図太く生きていくのだと信じています