昔読んだ、変わった本の話。
昔、変わった児童書を読んだ記憶があって。
名前も覚えてないし中身もぼんやりとしか思い出せないんだけど、こんな感じ。
生まれた子を前に両親が驚き悲しんでいる。大変だ、この子は生まれつき両目がある……。
その国ではどうやら普通の子は目を持たずに生まれてきて、赤ちゃんの頃に役所?みたいなところで、目を「ぱちんと」はめ込んでもらうらしい。そうじゃない子は、何かとんでもない目に遭うんだったかな。
何とかその儀式?を誤魔化して、その子はすくすく育っていくんだけど、どうも周りの子たちと見えるものが違う。空の色が違ったり。違うことで「変だ」、と言われたりする。
最終的にはその子はその国を出していく。そこで終わりだったのか、他は覚えてない。
私は自分的に重要な部分だけ覚えて、しかも誇張してしまうところがあるので、もしかしたらニュアンスの違う話だったかもしれない。
ただ上記のようなエピソードが強烈に印象に残っているということは、私も「なんかみんなと見え方が違う」ということに、悩んでいたんだろうなと(現在も絶賛悩み中)。