野球観戦率、徳島・高知が熱い 独立リーグに存在感:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC227S90S3A320C2000000/
徳島県は05年誕生の独立リーグの先駆け、四国アイランドリーグplusの4球団のうち「徳島インディゴソックス」が活動する。「徳島から夢追う人を増やす」を掲げ、10年連続でNPBに選手を輩出。人口が流出する同県だが、23年には県外から外国人を含む18選手が入団した。
県も後押しする。本拠地とする県営のむつみスタジアム(徳島市)には8月に屋内練習場が完成予定。同じく県が持つオロナミンC球場(鳴門市)でも収容を2万人に増やす大規模改修を計画する。
県内各市も球団と連携。阿波市はシャインマスカットなど地元農産物を共同でPRし、収益の一部を選手の活動費とする。阿南市は10年に「野球のまち推進課」を設置。草野球チームが試合と観光を楽しむツアー、60歳以上の女性からなるチアリーダーたちの応援などで19年度は約8000万円の経済効果を生んだ。