エムバペ慰める姿にも反感…マクロン氏、W杯決勝でのふるまいが物議
マクロン氏は試合終了から約3時間後、自らのツイッターに代表選手の控室を訪れた時の様子を投稿した。「もしかしたら試合を終えて後悔している人がいるかもしれない。決して後悔しないでほしい。みなさんはフランス国民に夢を与えてくれた」。選手たちが沈黙するなか、何度も手をたたいて励ましている。
ところが、この動画や、試合直後にピッチで肩を落とすエムバペ選手を抱きしめて声をかける姿が「監督だと勘違いしている」「家父長主義的だ」と批判を招いた。SNSでは、ピッチに座り込んだエムバペ選手がマクロン氏の呼びかけに応じず、虚空を見つめる姿が拡散。野党からも「不適切だ」「ばかげている」といった声が上がった。
法國足球網路媒體So Foot則以「馬克宏,所有界線都越位了」為標題評論:「總統不屬於球場,他的角色與功能不該有如此表現。這個特別的時刻,無論是悲傷或榮耀,最終都只屬於球員與工作人員。我們知道馬克宏有多愛透過別人來書寫自己的歷史,以及重提自己的故事。」
解放報(La Libération)則認為,「或許(甚至可說當然)總統的動作是出自好意;或許馬克宏作為球迷,抵擋不了球場的招喚;或許他自詡為『國家爸爸』,需要安慰孩子。但眼看姆巴佩的反應,馬克宏已經逾越運動與政治領袖的界線,進入作秀的灰色地帶,剝奪了給予法國人的美妙運動時刻」。