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レジェンド山下達郎、大炎上の深層…本人が思う以上に達郎の音楽は「偉大」だった | 井の中の宴 武藤弘樹 | ダイヤモンド・オンライン diamond.jp/articles/-/326157
松尾氏のマイクパフォーマンスで呼び出され、それに応じる形でリングに上がった山下氏は、自分なりの流儀で全力で松尾氏の相手をしようと、口に仕込んでいた毒霧を吹きかけて見舞ったところ、観客から「いくらなんでも毒霧はありえない」「毒霧が客席にかかった」と大ひんしゅくを買っている――これが現在の松尾氏vs.山下氏の個人的なイメージである。

 試合巧者は、圧倒的に松尾氏である。まず「ジャニーズ性加害を追及する」という立ち位置から正義・大義は松尾氏側にある。さらにコラム内で山下氏を人間的に敬愛してきたことなどに触れて人情にも訴えて世論を味方につけているが、「達郎さんを敵対視していない」と公言しつつも「残念です」を連発したり、結構な情報発信量で山下氏を下げて見せるような試みが行われているフシも見受けられる。フェアプレーを装いながら、観客の見えにくいところで頭突きやひじ打ちを入れてダメージを与えていっているようにも映るのであった。

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