<日韓の歴史問題について、「国家間の合意は万能ではなく、合意は終わりではなく管理の始まりだ」と言いたい。……元徴用工の問題は日韓基本条約で議論されましたが、慰安婦問題や広島・長崎での韓国人被爆者への医療支援、旧樺太(サハリン)在住韓国人の帰還支援といった問題は当時議論されませんでした。それでも「解決済み」とせず、紆余曲折を経ながらも、顕在化した問題を解決しようと少しずつ日韓が協力してきた歴史がある。……条約締結で終わりとするなら、これらはできなかったはずです。>https://toyokeizai.net/articles/-/576700