メモ帳の供養
シン・ウルトラマンをみたとき、「これはウルトラマンや特撮のことをよく知っている思い入れが深い人たちに向けて作られた映画なんだな」と感じていたので、パンフやインタビューで庵野氏や樋口監督が「今までウルトラマンをよく知らなかった人たちにも楽しんでもらえるような作品にしたかった」と言っていたのを知って驚いてしまった。
自分たちの映画を特撮の入り口にしたいというからには、相当な思い入れをもって作っているんだろうしそれは伝わるけれど、現行のテレビシリーズも続いていて、今の子供たちにとってはそっちが特撮の入口になってると思うのだが庵野樋口両名は今の特撮をどう評価しているんだろうか。そして自分たちの映画を誰に見てもらいたいと思って作っていたんだろうか。特撮に強い思い入れがあるわけではなかったのでそこら辺が読み取れずちょっと戸惑ってしまった。